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今宵の1枚  岡林信康 「金色のライオン」

日本フォーク界の大スター、岡林信康が1973年に発表した異色作。松本隆のプロデュース作で、バックの演奏もはっぴいえんどのメンバーが中心。岡林信康の持ち味であるコミカルな語り口も楽しい



1. あの娘と遠くまで
2. 君の胸で
3. まるで男のように
4. ホビット
5. ユダヤの英雄盗賊バラバ
6. 黒いカモシカ
7. 見捨てられたサラブレッド
8. どうして二人はこうなるの
9. 金色のライオン
10. 26ばんめの秋

imagesCAGRG83G.jpg

「ホビット」
作詞・岡林信康 作曲・岡林信康

ホビットに行くのは死んでももう嫌だ 
ホビットに行くのは死んでももう嫌だ
誰でもいいから会いたくなって ふらりと外へ出た
  ゴールデン街に出かけるような そんな気分で
うろつき廻っているうちにホビットの前に出た
ドアを開けると様子がおかしいワイワイのガヤガヤ
裸電球がいっぱい灯った店の中
男はみんなゲバ棒手に持ち頭にゃヘルメット
なんでも内ゲバ騒ぎで昨日店がおそわれて
これから金沢大学に仕返しのなぐりこみ
ヘルメットに身をかためゲバ棒 肩に抱き
可愛い娘ちゃん等の黄色い声におくらぁれぇてん
どんより曇って薄ら寒い風の中を
金沢大学めざしてみんなは消えてった

ポツンとひとり残された 男は俺ひとり
可愛い娘ちゃん等がモジモジしながらまわりに寄ってきて
「岡林さんも行ってくれはると おんまにうれしいわ
わたしらオニギリつくって みんなの帰りを待ってるの」
恥ずかしそうに瞳をうるませ はなのあなをひろげ
俺らの顔をポーッと見ながらみんなで言わはんにゃ
なぁーんでわいはこの手の女に尊敬されるのか
それでもまぁまぁ悪い気に なるわけもありません
ここで期待を裏切ることはなんだか可哀想
よせばいいのに生まれてはじめてヘルメットをかぶり
可愛い娘ちゃん等にカッコつけてお手々を振りながら
ホビットからゲバ棒かついで 金沢大学へ

ホビットへ行くのは死んでももう嫌だ
コンクリートの一本道に誰も通らない
町には人がひとりもいない 車も走らない
白黒写真に迷い込んだよな おかしな景色
公会堂が見えてきました道の左側
まるで労音がコンサートでもやりそな建物で
そいつが見えた途端に胸が苦しくなって来た
ヘルメットの紐をゆるめて胸をなぜてると
男が一人ギターをかかえて公会堂から
出て来たところでばったり俺らと目と目がカチあった!
嫌な野郎に嫌な所で出会ってしまった
野郎はひどい有名人コンプレックスなのだ
俺らはプイと顔をそむけて知らん顔

ヘルメットにゲバ棒かついだ 俺らの姿見て
申し分けなさそに野郎は俯いた
俺らはほんきでこんなことやってるわけじゃないのに
まるで横井の庄一ツァンを見るよな面をして
俯いてしまうだけお前の負けだ
俺らはジャンヌダルクのように顔を硬ばらせ
カッコをつけて野郎の前を通り過ぎてやった
煙草はやめたところ だから口笛でも吹いて
梅は咲いたかホトトギス あらまっちゃんでべその宙がえり
こういうスタイルで出てくる唄は 友よォォォォォ…
気をとりなおしてゲバ棒かついで歩いて行くうちに
ようやく見えてまいりましたよ 金沢大学が

ホビットに行くのは死んでももう嫌だ
青い灯赤い灯 堂頓堀のはるか彼方に
ようやく見えてまいりましたよ あれがパリの灯だ
あたりは夕闇たれこめて 様子がわからない
それでもなんだかワイワイやってる声がする
せっかくここまで来たからにゃ 一発やらなきゃ損
あぁ血は騒ぎ胸踊り 心臓は早鐘よ
もうすぐそこに大学の校門が見えてます
それ行け!やれ行け!ツノ出せ目を出せパンツはイタリア製
そのときピューと黒い影が門から飛び出した
よく見りゃネクタイしめた若いオマワリさん
俺らの顔を見るなり大きな声でこういった
「お願いします助けて下さい そこの人」

俺らに向かって助けてくれとは 何たる恥知らず
俺らが誰だかわからないのか お前はモグリやな
野郎の足元ねらってゲバ棒ひと振りすれば
ビックリしたよな面をしたままひっくりかえった
馬乗りになって一発脳天唐竹割りを
何やらうれしゅーなってきた やっぱり来てよかったなー
かさにかかってもうひとつかまそとのしかかったとたん
野郎が突然ピストル ガバッと抜きやがった
身体のしんから冷や汗がどっと吹き出した
あわてて押せども引けどもピストルぜんぜん動かない
心臓にピタリとねらいをつけて引き金がガチャリ
こんなアホな話があるか たすけて殺されるゥ

ホビットにゆくのは死んでももう嫌だ
鉄砲の弾がズドンと出たのか 出ないのか
さてお話はいかなることに あいなりまするやら
残念ながら丁度時間となりました
続きはいずれ 又の機会につとめましょう

imagesCAAHMR3H.jpg

ホビットを最初に聞いた時の感動
バックのハッピーエンドも素晴らしいですが岡林兄貴の「声」「詩」「雰囲気」
ファンキーフォークの決定盤です

しかも実話がベースらしい

「西荻窪・ホビット村の飲み屋に中□派の連中が集まっていたところに、金沢大学を拠点に活動する革○派がなぐり込みをかけた。その仕返しのなぐり込みをかけるために中○派が再びホビットに集まったところにフラリと現れた岡林兄貴
「アンタも“反戦フォークの神様”だったら手伝え」といわれたかいわれなかったかは知らないが、
行きがかり上、ヘルメットにゲバ棒持って金沢大学へ行くハメになった……」

マーもともと放送禁止の帝王的な存在な兄貴のですがこの曲も当然電波では流れないでしょう根

imagesCAHNA88U.jpg

農作業に精を出していたこの頃の岡林兄貴と「はっぴえんど」との抜群なコンビネーションは本当に当時の日本の音楽文化に花を飾った事でしょう
良い物は良い!

1970年頃岡林兄貴はバックバンドを探していた
ちょうどの時期、URCレコードはロックバンドは[はっぴいえんど]をデビューさせようとしている時だった。はっぴいのレコーディング・リハーサルを行っているスタジオにURCの社長・秦政明とともに訪れた岡林は、スタジオでのはっぴいを一目見て興奮し、「これや! このバンドや!」と叫んだという。



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2012/03/19 18:46 | COMMENT(0)TRACKBACK(1)

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2012/03/20 | まとめwoネタ速suru |

まとめteみた【「SNAKE」の・・いいことばかりはありゃしない・ぜ♪】

日本フォーク界の大スター、岡林信康が1973年に発表した異色作。松本隆のプロデュース作で、バックの演奏もはっぴいえんどのメンバーが中心。岡林信康の持ち味であるコミカルな語り口も楽しい 1. あの娘と遠くまで 2. 君の胸で 3. まるで男のように 4. ホビ?...

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